2010年03月11日

海老名〜八王子間の事業認定申請=圏央道、土地収用に向け準備−国交省など(時事通信)

 国土交通省関東地方整備局と中日本高速道路会社は8日、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の海老名インターチェンジ(神奈川県海老名市)〜八王子ジャンクション(東京都八王子市)間27キロについて、土地収用法に基づく事業認定を前原誠司国土交通相に申請したと発表した。これにより、同区間の土地の明け渡しを求める強制収用手続きが進むことになる。
 事業認定を申請した区間は、既に92%の用地取得が終わり、トンネルや橋梁(きょうりょう)などの工事に着手しているが、残る6万7056平方メートルの買収のめどが立っていない。未取得の土地では補償額が折り合わないなど約90件の交渉が合意に達していないという。
 同区間は2012年度中の供用開始を予定しており、国交省関東地整局と中日本高速は今後の工程などを考慮して土地収用の前提となる事業認定申請に踏み切った。 

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2010年03月10日

「散骨の島」ひそかな人気、12人眠る…島根(読売新聞)

 島根県海士町沖の「カズラ島」。昨年9月、東京都葛飾区から訪れた女性(71)が、長年連れ添った夫の遺灰を雑木林に散骨する姿があった。

 「故郷の出雲市近くで安らかに眠ってほしい」。そんな思いから、いまだ独身の一人息子とも相談して決めたことだった。葬送の在り方が多様化する中、日本海に浮かぶこの小さな無人島が、散骨希望者の注目を集めている。豊かな自然に抱かれての永眠を希望する人が多いことが、住民には自分たちの暮らす地域の魅力を見つめ直すきっかけにもなるかもしれない。

 カズラ島は、海士町域の大部分を占める中ノ島の北約200メートルに浮かぶ無人島(約10アール)。大山隠岐国立公園の区域内にあり、岩礁上に雑木林が広がる。

 きっかけは約10年前に東京都内の葬祭業者が行った社員旅行。隠岐を訪れた際、社員の一人がつぶやいた。「死後も、こんな美しい島でずっと眠れたら……」。

 折しも、散骨希望者は少しずつ増えていた。隠岐諸島周辺に約180ある無人島のうち、唯一、権利関係がはっきりしていて、所有者と連絡が取れたカズラ島を同社は約4年前に購入。町議対象の現地見学会を開くなど条件整備もした上で、散骨事業を行っている。

 散骨を行うのは、一年のうち5、9月の2回。環境保護に加え、風評被害が漁業に影響を及ぼさないよう地元に配慮して、遺灰をまくのも決められた区画に限定している。原則、それ以外は上陸せず、遺族らが故人をしのぶ場合には、対岸の中ノ島の慰霊所から、島を望みながら手を合わせる。

 これまで、散骨に付されたのは12人。生前予約も約40人おり、夫の遺灰をまいた東京の主婦も、夫のそばで永遠の眠りにつこうかと検討中だ。さらに、業者には全国から約350件の問い合わせがある。そのため、春と秋の年2回、1日ずつ行ってきた現地見学会も、今年5月からは15日間に延長して対応する。

 こうした風潮に、海士町の山内道雄町長は「遺族や子孫の中から、隠岐に住みたいと思う人が出てくればうれしい。町と末永い“親戚(しんせき)付き合い”をしてくれる関係が生まれれば」と話す。

 葬送問題に詳しい第一生命経済研究所(東京都千代田区)の小谷みどり主任研究員は「海士町は自然が豊か。遺族も供養のついでにおいしい物を食べ、観光でもしようという気分になるのでは。墓参りには、単に手を合わせるだけでなく、楽しいというプラス要素があっても良い」と話す。(佐藤祐理)

 ◆散骨=NPO法人「葬送の自由をすすめる会」(東京都文京区)によると、1991年以降、同会会員ら2660人が死後、散骨に付された。場所は約8割が海で残りは陸上。会員以外もあることから、実際はさらに多いという。生活様式の変化などから注目を集める一方、農業が盛んな北海道長沼町では2005年、風評被害を懸念して墓地以外での実施禁止を条例化。埼玉県秩父市や静岡県御殿場市も条例で規制している。

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2010年03月09日

1人区に全力を 渡部氏が小沢氏の選挙戦術批判(産経新聞)

 民主党の渡部恒三元衆院副議長は5日、TBS番組「時事放談」の収録で、夏の参院選の改選数2議席以上の「複数選挙区」で複数候補を擁立する小沢一郎幹事長の方針について「小沢君と全く考え方が違う。2人取れっこないところに2人立てて苦労するよりは29ある1人区に全力を尽くす。これが参議選に勝つ方法だ」と批判した。

 小沢氏の元秘書らの政治規正法違反事件に対する小沢氏の説明については「(有権者に)納得していただけないから世論調査で40%以上(幹事長を)辞めろという声が出る。絶対悪くないならば国会の場でもあらゆる場へ行って、潔白を証明すればいい」と語った。

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